「やるならあたしからなんでしょ!?早くあたしをやりなよっ!」
そう麻理が叫んだ。

「あれ?我慢出来ないのかい?」
ニヤニヤしながらストーカーはあたしから離れた。

どうしよう……

このままじゃ麻理が………

「隼人―!鈴将―!助けて―!」
大声で叫んだ。

「誰も来ないよこんなところ。」
不敵な笑みを浮かべるストーカー。

「じゃあ麻理、始めようか…」ストーカーの顔が麻理の顔に近づいていく。

「っ!!」
見ていられなくて目を閉じる。

ごめん……麻理っ!助けてあげられなかった…………



バキッ

「ん???」