「麻理っ!?」 あたしは倉庫に入って麻理の名前を呼んだ。 「いない…?」 階段を登って行くと事務所のような部屋があった。 「麻理っ!」 扉を開けると手足を縛られた麻理がいた。 麻理はあたしを見ると首を横に振って涙を浮かべた。 「??………!」 突然後ろから口を押さえられ視界が揺らいだ。 しまった……… と思ってももう遅くあたしは意識をうしなった。