「え、えっと…」

「「何!?!?」」

2人が口をそろえて言って。

「速人のことは全然知らないし、悠とはもう別れたの。」

速人が、

「おう」

悠が、

「…まあな」

って答えた。

あたしは続けた。

「だから、今すぐに決められないよ…」

そう言った後すぐに速人が、

「じゃあさ、俺の事、もっと知って」

「え??どういうこと??」

「これから俺と毎日一緒にいる、一緒に帰る」

「え!?!?あたしは夏海と…」

って言って夏海をちらっと見てみる。

「え??なんのこと??」

!?!?

ひどい。ひどいよ夏海っ。

「え、えと、あの…」

「文句ねぇよな」

「えーと…」

そしたら悠が、

「文句ありありだっつの」

速人が、

「はあ?」

「俺と一緒にいるんだよな?千夏は」←悠

「え…それは…あたしは夏海と…」←あたし

「千夏は俺と毎日一緒にいて、一緒に帰って、一緒に寝る」←速人

「っっちょっとっっ!!!!」←あたし

「あー…嘘だっつの」←速人

「じゃあさ、1日交代にしようぜ」←悠

「…いいじゃん、文句ねぇ。毎日一緒にいたいけどな」←速人

「あの…あたしに選択権は…」←あたし

「「ない」」←速人&悠

「っていうか、2人とも、よくそんな恥ずかしいこと普通に言えるね」←あたし