あの日からあたしたちは
付き合い始めた。

ありさにも祝福して
もらった。


久しぶりだった。
こんなにも誰かを愛するのが。


確かに一瞬だった。
突然現れて
突然きもち奪われて…

でも好きって気持ちは
誰にも負けない。


ゆうまの声。仕草。顔。
優しさ。ゆうま全てが
心からいとおしかった。


なのになぜだろう。

たまにゆうやのことで
涙流す夜がある。


ゆうまが好き。
誰よりも。

なのになんで?

そんな自分を許せなかった。