会議のある火曜日。 麻里は隣で鼻歌を歌ってる。 どうしたんだろう? いつになく明るい麻里に首を傾げつつ帰りの用意をする。 「じゃぁ行こうー♪」 「う、うん。」 集合場所は、準備室。 各クラス2人だから16人が集まる。 廊下を歩いていると、麻里が一際高い声を出した。 「孝太くん!」 「? あぁ、浅田。お前も実行委員?」 「うん!よろしくね!」