そしてソファーに座って両手を広げた雅樹の腕の中に飛び込んだ



久しぶりに飛び込んだ雅樹の腕は以前より細くなってた



『…雅樹…痩せた?』



『そう?ちゃんと食べてたよ?朝夜は美紅と一緒に食べてたし、昼はお弁当作ってくれたじゃん』



あ…確かに…お弁当いっつもキレイにたいらげてあった…


『じゃあちゃんと寝た?』


『…寝たよ?』



雅樹の悲しそうな笑顔ですぐに寝てないんだなってわかった


だけどそこには触れて欲しくないみたいだったから『そっか』って言ってそっとしておいた