-Shin-

「助けて・・・。ゆ・・・うま・・・。」


僕が倉庫に着いたとき、美雪はボロボロになってた。

あいつの名前を呼びながら。


「僕のせいで、美雪がこんな目に・・・。」


美雪に近づいてみるけど反応がない。


「寝てる?」


よく見たらスースー言ってる。

僕は美雪を起こさないよう抱きかかえ、保健室に向かった。