「ただいま。兄貴いる?」

「おぉ、おかえり祐真。・・・と誰?」


兄貴は玄関に出てきた。


「あたし、あなたに大事な話があるの。神田、説明して。」

「はい。」


神田龍は一歩前に出て、


「今日、僕たちがここに来たのは・・・。」


神田龍は兄貴の顔を見た瞬間止まった。


「お前、一輝(いっき)か・・・?」

「龍・・・?」


どうやら2人は知り合いのようだ。