「・・・お前がここにいたい気持ちはわかる。
けど、ここにいたって意味ねえだろ?」

「なら兄貴は先に帰ってて。
俺は美雪の意識が戻るまでここにいる。」


兄貴の目をまっすぐ見ていった。

絶対に俺はここにいる。

美雪の側にいるんだ。

その時、


「痛ってぇー!」


頭に激痛が走った。