「うわっ、テンション低っ!」


紗亜矢がつっこんだ。

でも今のあたしはつっこみにコメントする元気もない。

みんなとお別れなんて悲しすぎる。

4人で過ごした時間はすごく楽しかったから。


「でも、なんだか寂しいよね・・・。」


聖夜がボソッと呟いた。


「だね・・・。」


みんな同意する。


「とにかく!今日が最後の日だからこそ、笑おうよ!ね?」

「うん!!」