「ねえ。」


どこからか声がした。

振り返って後ろを見たけど誰もいない。

・・・気のせい?

もう一度職員室探しをしようと歩き始めた。


「ここだって!!」


また声がした。


「どこぉ??」


周りを見渡すけど誰もいない。


「ここ!ここ!!」


どこかで窓ガラスがなっている。

・・・いや、結構近く?

横を見てみるとうっすらと誰かの影。


「ちょっと待ってて。そっち行くから。」