「・・・あの・・・?」


龍と呼ばれた人が声をかけてきたけど、あたしの耳には入らなかった。

なぜなら


「すごく綺麗・・・。」


その人の顔がまるでお人形さんのように綺麗な顔立ちだったから。

龍と呼ばれた人は助けを求めるかのように、あたしの背後に立っている先生に目を向けた。


「相田ぁ!!」

「はいぃぃ!!」