「二人きりだね、美雪。」


悲しくも廊下には誰もいない。


「そ、そだね。」

「僕、前から美雪とじっくり二人で話したかったんだよね。」

「あたしも慎くんに話したいことが・・・。」


あたしには好きな人がいるからこういうことはやめて欲しい、って話したかったんだよね。


「そう?じゃ美雪から話して。」

「あたし、好「おーい、相田ぁ!!」