玄関の扉を開けると、玄関には見慣れない男物の靴が置いてあった。






誰だろ?






リビングからは話し声が聞こえる。






とりあえず母に挨拶するためにリビングに続く扉を開けた。






お母さんはソファーに座って誰かと話している。






男の人は後ろ姿しか見えない。






本当に誰だろ…?






「あら、愛美おかえり♪」






母が私に気づくと、男の人がソファーから立ち上がって振り返った。






振り返った人の顔を見て、私は持っていたかばんを落としてしまった。






そこにいたのは…