私は、祖母が首を吊って死んでしまっているのを見たとき。
辛くて、そのまま自分も死のうと思った。
でも、遺書を見たら死ぬなんてできなかった。

あたしは、
知らず知らずのうちにおばあちゃんを傷付けていたのかも知れない。

だとしたら、
死ねない。
あたしだけ辛い思いをしないで死ぬなんて、
地獄にしかいけないと思ったから。

死んでまで
辛い思いをしたくない。


今だって、
遺書は机の中に
しまってある。

ずっと、この気持ちを忘れないため。