「ありゃ?恭平は?」





「今ね、話し合い」




オリーブ色の髪の男が、ほほ笑みながらつぶやいた。




「それより。大丈夫?」




「・・・あ、大丈夫です」




そういうと男は頬笑み、再び廊下に出て行った。