「鉄平!!」



「凛・・・・・・」





抱き合って、クルクル回った。






「受験頑張って、高校生になったら・・・・・・迎えに来る。それまでは、俺はテニスのコーチだぞ?」



「高校生になるまで会えないの?」



「会えるけど・・・・・・彼女にはしない。高校生になったら、彼女になる?」




なるなるなる!!!!





絶対無理だと思ってた。



歳の差あるし、大学生だし、絶対に叶わない片想いだと思っていた。





それなのに!!!



鉄平が私を好きになってくれた。







「鉄平の彼女になれるの?」




「ああ、だから・・・・・・頑張れよ?」