俺は脇腹から出ている真っ赤な血を見つめながら自分でケータイを出した。


《…もしもし…》

「…ユイ…沖永が行った…逃げろ……俺は……」


《…何??よくわからな…》


ツーツーッ


ユイとの電話を切った。


早く救急車呼ばなきゃ死ぬ…


俺は救急車を呼んだ。

救急車が来るまで自分で応急処置をした。


一応医学部だから。


少ししたら沖永の家に到着した。


俺は意識が朦朧とし、全くわからなかった。









ユイを不幸にした…??








ゴメン…ユイ……