「…沖永…今日のとこは帰れ……ユイも…時間が必要だ…」


「近くねぇんだぞ!?ここ!!お前もユイに惚れて…」


沖永はそれだけ言い言葉を止めた。


俺が力強く睨み切ったから。

「…ユイ…お前を手放さない……」

沖永はそう言い不適な笑みを浮かべて駄菓子屋を出て行った。


「…ユイ…大丈夫か…??って…んなわけねぇよな…」

俺は頭を抱えユイの隣に座り込んだ。


「……大丈夫………じゃない……」


ユイの目は死んでいた。

もう悲しくて泣けないって感じだった。

「俺がちょー田舎に来たから…俺がよりによってユイと出会ったから……」


俺は頬に涙をつたらせた。









俺って必要じゃないよな…









周りにいるひとを不幸にする………










やっぱり生きてちゃダメなのかな………










答えを教えてよ…