ガラッ!!!
古臭い木で出来たドアをおもいっきし開ける。
駄菓子屋のおっちゃんは驚いた顔をした。
俺はそんなの関係なしにユイの自転車を隅に止めた。
「…兄ちゃん何かあったかいな……???」
「…なんもないっすよ」
俺はムスッとして借りている部屋に入った。
俺を好きだと言っていたユイは何故沖永にダカレテも嫌がらなかったんだ??
涙流して再会を喜んで。
俺はお払い箱かよっ
信じらんね…
「…くそっ………」
俺はクッションを殴った。
力こなしに。
ガラガラ…
少ししたら駄菓子屋のドアが開いた音がした。
その音の後にユイの声がした。
「ただいま〜…」
「お邪魔します!!」
ユイの次に聞こえたのは沖永の声だった。
幼なじみと会えたからもう付き合います。
ってやつ??
ホントに最悪。
俺っ…
自意識過剰すぎ???笑