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「…ゴメン…言い訳にしか聞こえないかもしれないけど聞いてくれ…」
俺は沖永にそういい話始めた。
「俺があの日岬にキスしたのは事実。俺も岬が好きだった。で、岬があたしは沖永が好きって言っててムカついてキスした。多分沖永に合わせる顔がないから沖永に近寄らなくなったんだと思う。」
俺はあの日のことを詳しく教えた。
沖永に不愉快な思いをさしたのは事実だし。
「…いいよ。きっと俺が幼なじみを忘れようとしたから幼なじみが怒ったんだな!!!」
沖永はそう明るく振る舞った。
無理100%って感じしたけど。
「…幼なじみの名前なんなの??」
俺は沖永に尋ねた。
「…ユイ。」
俺は一瞬耳を疑った…
ユイ…??
でも幼なじみだったら歳同じだよな??