俺は目をつぶりながら打った。
「荘司〜ッ!!!ホームランよ!!走りなさい!!!」
麻里先輩が俺に言った。
俺は嬉しくて走った。
その後メンバーに胴上げされた。
俺は胴上げが終わり麻里先輩のとこに急いだ。
観客席に麻里先輩はいた。
「麻里せんぱ…」
俺は目の前の光景を疑った。
「麻里サンキュー!!」
「やぁだ//あたしは隆司しか応援してなかったよ//」
そう言って麻里先輩は野球部キャプテンの隆司に抱き着いていた。
俺と同級の隆司は俺が麻里先輩を好きなことは知っていたはずだった。
「隆司//かっこよかったよ//」
チュッ...
麻里先輩と隆司はキスをした。
俺はずっとボーッと見つめていた。
「…バッターの…高野?」
「あぁ??!」
俺は不機嫌そうに呼ばれた方を見た。
「ピッチャーの寺嶋!!?」
俺の背後にはライバル校のピッチャーがいた。
「…あの女…お前が好きな女じゃねーの??」
寺嶋(沖永)が言った。
「…騙されてた…つか初恋帰せ〜〜〜〜!!!!」
俺は沖永の前で叫んだ。
それから沖永に話を聞いてもらった。
そっから沖永とは仲良くなり、ちょうど医学が同じで大学入ってから仲の良さはピークに達した。
で、今こんなに仲がいいって訳。