『失礼します。』 保健室の中には先生も誰も居なかった。 電気もついていなくて、私は部屋のカーテンを開けた。 そこに眩しい太陽の光と、それに照らされた校庭があった。 亜美たちがハードル走をしていた。 キラキラ輝いて太陽に負けないくらい元気に走っている。 『いいなぁ。』 「何が??」