『バカにしてんの??まだ私は自由に動けんの。車椅子になったら手伝ってもらうから。』


「悪かった悪かった。じゃあ気をつけろよ。」

私はうなづいて裕也を背に保健室に歩き出した。

裕也には小学校、中学校からずっとお世話になってて、何でも話せた。


好きな人ができた時も、自慢するように裕也に話して。

だから、私の病気の事もちゃんと話せる。