『麗奈これは大事な話しだ。
田崎さんから"ある事"でお前に何かあったら頼むとかなり前に頼まれていた事があるんだ。

もし…その件なら
俺は黙って見過ごす訳にはいかない。』


『ある事って?』


『田崎さんの元彼女』


……………え?
それって………


『彼女の名前は?』


お兄ちゃんはメールを確認しながら

『水野沙織』

!!!!

名前を聞いた瞬間
立ち上がってしまった


『図星か…』


『麗奈、心配するなその女が何を言おうが何をしようが全くのデタラメだ。
田崎さんはお前に近づくんじゃ無いかと常々心配していた。

彼女の詳しい話しは田崎さんから聞くのが良いと思うから俺は何も言わない。

何かされたのか?』


『うん…この前ね…窓口に来たの…』

私はここ数日あった事

水野沙織の妹が知り合いだと言う事


水野沙織が自分の家族に言っている内容等を話した


途端にお兄ちゃんの顔色が変わった


『取りあえず、絶対に接触するな!これは田崎さんと彼女の問題だ。勘違いするなよ』


『うん わかった
田崎さんに話した方が良いよね。』


『だな』