私の真剣な顔に水野さんは驚いていた



『ど…どうしたの?』


目を大きく見開き動揺する水野さん


『私の婚約者は田崎蓮です。不思議ですね?
お姉さんの言っている田崎さんは私の婚約者の田崎さんと同じ人と言う事になります』




空気が止まった

水野さんは

『まさか…え?どういう事?』


『さぁ 私も今聞いたのでわかりません。
田崎さんは今いないので確認もできませんが、先日田崎さんの実家に行ってきたばかりだし…家の両親にも挨拶してるし…
婚約指輪も貰っているし…
お姉さんのお話が理解できません』


実際は婚約は二人の間だけでしたばかり…両家にはこれからだ

でも 何となくそれ位話しを大きく言いたかった


『待って!待って!
私も姉から日曜日に聞いたばかりなの!

麗奈ちゃんの彼が姉の言った人と同じだなんて思わなかった!

私…姉に確認してみる。
連絡するから麗奈ちゃんのアドレス教えて?』


私達は連絡先を交換した