小学4年私は、金管同好会に入った。
背が高いのもあってトロンボーンという楽器を任された。
先輩方はみんな優しい。
私はタメと仲良くしているよりも先輩といるほうが楽しかった。
小学5年私の弟は野球部に入部した。
人数が少ないってことで私も入ることになった。
金管があるので出来る限りでいい。そいう条件だった。
金管は5時過ぎには終わる。野球は7時くらいまで…
ちょうど、弟と同じ学年の女の子「五月」が入部した。
いつも私が金管がおわってグラウンドに行くと、
五月と先生がいて、グラウンドの端の方にいき
フライやライナー、ゴロなどの練習をしてくれた。
私は同時にスコアをつける練習をはじめた。
その頃、私はいままでなかった恋愛感情を持ち始めた。
弟と同時に入った弥。優しいし、その小さな背中にかかれた
「7」の数字に惚れた。
ラッキーセブン ピンチから救ってくれた。
長打をよく打つ。期待されていた。
弥は、よく泊まりにきていた。
可笑しい奴だ…
弟の姉と普通一緒に遊ぶだろうか?
「咲、いくぞ!!」
キャッチボールするにも私まで連れて行かれた。
たまには、球拾いさせられたが…