気づいたら夜9時をまわっていた。



友浩と永田さんが呑みはじめてから3時間経っていた。

少し酔ってきたようだ。




永田さんは俺に、
友浩は沢野に絡んでいる。






「ねー、良平くんってさ、夕美のこと、好きでしょ?」


小声で永田さんが聞いてくる。

俺は少し慌てた。