アブラム『ジュース買って来い。』
また意味のわからない事を・・・
理由は教えてくれそうになかったがダメもとで一応聞いてみた。
ウコン『それもやらないとダメなんですか?』
アブラム『もちろんだ。』
アブラム『右近君、君はもう二年近く外に出ていないだろう?』
アブラム『だからリハビリだよ、近くのコンビニならそう難しくないだろう?』
ウコン『わかりました、いってきます。』
アブラム『いってらっしゃい。』
ウコンさんが退室しました。
意外にあっさり理由を教えてくれたのに少し驚きながらも、俺はジュースを買いに行く事にした。
外に行くために、身支度を整える。
この二年間はまったく外に出なかったので久しぶりに部屋着を脱ぎ、余所行きの格好へと着替えた。
玄関までは何の抵抗もなくすんなり行けたが、玄関のドアノブに手をかけて、俺は動きを止めた。
そういえば・・・
二年ぶりなんだ・・・
外に行くのも。
いつでも出られる、簡単だと思っていたのだが、不思議な感情が沸き上がり、なぜか外へと踏み出せない。
俺は部屋に戻ってパソコンの前に再び引き返した。
また意味のわからない事を・・・
理由は教えてくれそうになかったがダメもとで一応聞いてみた。
ウコン『それもやらないとダメなんですか?』
アブラム『もちろんだ。』
アブラム『右近君、君はもう二年近く外に出ていないだろう?』
アブラム『だからリハビリだよ、近くのコンビニならそう難しくないだろう?』
ウコン『わかりました、いってきます。』
アブラム『いってらっしゃい。』
ウコンさんが退室しました。
意外にあっさり理由を教えてくれたのに少し驚きながらも、俺はジュースを買いに行く事にした。
外に行くために、身支度を整える。
この二年間はまったく外に出なかったので久しぶりに部屋着を脱ぎ、余所行きの格好へと着替えた。
玄関までは何の抵抗もなくすんなり行けたが、玄関のドアノブに手をかけて、俺は動きを止めた。
そういえば・・・
二年ぶりなんだ・・・
外に行くのも。
いつでも出られる、簡単だと思っていたのだが、不思議な感情が沸き上がり、なぜか外へと踏み出せない。
俺は部屋に戻ってパソコンの前に再び引き返した。