次の日痛む身体にムチ打ちながら学校へ行く。もう一人同じ姿の奴を発見。ハヤテだ。ハヤテも俺と同じ重傷…
これが二人で一人前ってやつなのかもしれない…
ハヤテに声をかけるとハヤテはニコニコしながらおはようと言い返す。
この顔には癒される!
ハヤテに今日学校行きたくないか?
ハヤテはハクがいないなら行かないと言いだす。まさか…
「ハヤテ…俺が好きだったりする?」
ハヤテはうん!と頷く。
「ハク、カックィィもん!昨日の喧嘩見てたら…大好きになった!付きっ合ってよ!」いきなりこれかよ…
「あーぁ…ハヤテ…悪い、その事は…」ハヤテは少し黙ったままになる。
「ぢゃー付き合ってくれるまでハクに告白する!」
だから付き合わないつーの!
そんな事思いながら俺はハヤテと仲良くなる。

「ハヤテ、学校終わったらユイの家来いよ!お前をイメチェンするってユイが言い出してさぁ」
ハヤテは嬉しそうだった。
ハヤテと話すと時間が早く感じる…
もうクラスまできている、クラスに入ると皆がハヤテに謝る、ごり君に脅されてあんな事言ったんだ…ゴメンね!何で急に謝ってきたかと言うとゴリ君はもっと良い学い学校に転校したらしい、ゴリラ王国没落。さよならウッホ星人…
本当の理由は俺に顔見せたくないって噂もあった。
どっちにしても俺には関係ないけどな、
放課後になり、ユイの家にはハヤテ、俺、ユイが揃っていた。まずは顔からって事でユイは慣れた手つきで眉毛を剃っていく
ジョリッ…ジョリッ…
「ハヤテは細いのが似合うね!」 ハヤテは眉毛を俺に見せてくる、似合ってると一言、次は髪を切るらしい。用意は万全だ
「ハヤテはショートロングにしよっか!」 また慣れた手つきで髪をカットしていく。
「ユイ、お前何でそーゆうのできちゃうわけ?怪力女のくせに…」しまった口が滑った…
シュー…壁際にいた白夜の頭スレスレにハサミが刺さる。
「あぶねーだろ!このばかユイっ!」 ハサミを取りながら文句を言う。
「ごめんなさい♪手が滑ったみたいねぇ〜」
わざとらしい言い方をしてくる、二人の間に火花が飛び散っていると、それを見ていたハヤテが笑う。
「本当に二人は面白いね!」
「あんたのせいでハヤテに笑われたぢゃん〜」
ユイは気を取り直してハヤテの髪を切っていく。