あたしは黒服に呼ばれて先生の元を離れる。



先生の表情が少し曇ったのは分かったけど、あたしには先生を優先させる事はできなかった。


ごめんね?先生。




そらからあたしは忙しくて先生の席につく事はできなかった。



仕事が終わってから携帯を開くと先生からメールが入ってた。




ただ一言…待ってるとだけのメール。





アフターの約束がないあたしはトキオの送りで帰る予定をしていたけど、タクシーで先生の家で向かった。


忙しかったから疲れてるはずなのに、今から先生に会えると思うと嬉しくて元気が出てきた。