あたしはワインを飲みほすと、トキオがまた注ごうとしてあたしはそれを止めた。





「もう飲まねぇの?」


「うん、そろそろ寝るよ。トキオもあんま飲みすぎないでね」





自分の部屋に入ると、祥介さんが眠っていてあたしはベッドに入っていった。



くっついていきたかったけど、何故かできなかった。


あたしの心には勝手に溝が出来てしまったのかもしれない。




祥介さんに背を向けて寝転んだ。