そう言って、布団を頭までかぶってしまったトキオ。


あたしはおやすみとだけ言って部屋を出た。



まさか、鳥肌がたつほど先生の事しか受け入れられなくなってるとは思わなかった。


太ももくらいお客様にも触られるのに。




しばらくして先生とケイくんは帰ってきた。





「ただいまー」





ケイくんが駆けてあたしの元へやってくる。その後ろには荷物を持った先生がいる。





「幼なじみは?」


「母の部屋で寝てます」


「そうか」


「荷物貸してください。あたしの部屋に置いときますね」


「ああ、頼む」





先生から荷物を受け取り部屋へ入る。