先生には仕事しているところを見られたくなかったな…。


あたしも仕事にならないし、先生も絶対にいい気がしないはず。



とりあえず、あたしは先生の横に座った。


指名してくれたのは先生らしいけど…どう接客すればいいのか分からないよ。


まあ、他の女の子に接客されるよりはいいけど。





「祥介、キャバクラなんか行きたくねぇとか言ってたくせに。ちゃっかりナンバーワンを指名しやがって!しかもこの子めちゃくちゃ美人だし。お前知ってたな?」





先生の横に座ってる濃い顔の人が言ってきたけど。


知ってるも何もあたしたちは付き合ってるからね。

なんて言えず、あたしは愛想笑いをしておいた。