トキオは眉間にシワをよせてる。




「お前、教師とデキてたわけ?あっ、違うか。2ヶ月前だと、もう学校辞めてたよな?」


「うん。まあ、出会いが学校だっただけで、付き合ったのは退学してからだし。祥介さんとはいろいろあるの」


「さっぱり分かんねぇな」


「とりあえず、すごくいいひとだから迷惑だけはかけないでね」


「はいよ」





そう返事をしたトキオは、あたしが入れてあげたコーヒーを飲んだ。





「あの人どこいったの?帰ったのか?」


「荷物を取りにね。休みの間、祥介さんも泊まるから」


「はぁ?聞いてねぇし」




まあ、言ってないからね。