片付けが終わったあたしはトキオの前のソファーに座る。


テレビを見ていたトキオが電源をきって起き上がった。





「いつから付き合ってんだ?」


「2ヶ月くらい前かな」


「まじで好きなのか?」


「えっ、…うん…まあ…」





照れてしまってこんな返事しか出来なかった。





「元は客だよな?お前、なに客に落とされてんだよ?」


「違うよ…元はお客さんじゃないの。学校の先生だったの」


「はぁ?」





幼なじみだからかな?

トキオには何でも話せちゃう。


あたしはけっこうトキオには心を許してる。