「おい!嘘ついてもバレてんぞ」


「そ、そうかもしれないけど…」


「…ったく。ケイ、ほらおいで」





先生はケイくんをヒョイと抱きかかえる。


ケイくんは先生が大好きだし、先生もケイくんをすごく可愛がってくれてる。






「ケイ、いいか?桜と俺はふたりとも好き同士だからチュウをすんだ。ケイも大きくなったら好きな女の子としろよ?」





先生…なに言うのよ?


好き同士は嬉しいけど…ケイくんにも大きくなったらしろだなんて。






「うん!ぼくも大きくなったら桜ちゃんとチュウする」


「桜は駄目だ」


「えー!?どうして?」


「桜は俺が好きなんだ」


「桜ちゃんはぼくが好きだもん」