暖房もいれてないこの部屋は寒いはずなのに、体に熱を感じる。



唇をはなすとあたしを抱えてベッドまで運びベッドに沈められた。



自分もコートを脱ぐと上からキスを降り注がれ、セーターの中に手をいれてこられる。






「祥介さん、シャワー」


「そんなもんいらねぇ」


「でも…」


「焦らすな」






全くやめてくれる気配はなく、服も全部脱がされた。






「桜、一生俺のもんでいろ」


「…………うん」


「もう誰にもお前の体を触らせんじゃねぇぞ」


「…………うん」