「おあずけくらったな…先行ってるから、顔洗ってからこい」


「はい」




「ケイ、お前タイミング悪いぞ〜」




祥介さんはケイくんをヒョイと抱きかかえて出て行ってしまった。


あたしも部屋から出て顔を洗いに行き、夕飯の支度を再開した。


トキオの姿は家にはなくてすでに仕事へ行ったのかもしれない。


トキオにはちゃんと報告しなきゃね。トキオがいなかったらあたしはどうなってたか分からないと思う。




久しぶりにソファーのところで祥介さんとケイくんを遊んでるのを見ると、また安心できた。