「お前、また飲んでんのかよ?」





祥介さんだと期待していたのはトキオだった。


トキオによって薄暗い部屋に灯りがつけられた。




「また悩んでたのか?」


「ううん、って違う事もないか。それよりトキオ早かったね?」


「お前、今何時か分かってねぇの?」





えっ?そう言われて時計に目を向けてみる。


4時をまわってる……。



あたしそんな長時間飲んでたわけ?