もう夜の10時なのに…祥介さんはサヤカさんといるのかな?


そうかもしれないね。


でも大丈夫。



信じよう…信じたい…。


電話をくれたんだから大丈夫だよ。


まだあたしの事も気にかけてくれてるんだよ。




薄暗い部屋の中でワインを飲み続けてた。




玄関のドアがあく音が聞こえた。



あ、祥介さん。


やっぱりきてくれたのかな?