先生はカイさんを無視してあたしの手を引っ張って腰をおろす。


あたしも先生の横に座った。





「お前、いつの間に落としたんだよ?昨日、席についてたのなんて15分ほどだったのに」


「昨日じゃねぇ。もっと前からの関係だ。それに付き合ってる」


「はぁ?まじかよ?」






友だちにはっきり言ってくれる事が嬉しかった。



先生にとったら、あたしとの付き合いは人には言いにくいと思ってたけど。


あたしはキャバ嬢だし、先生の生徒だったんだから。