「男に酒飲ませて楽しませて金を使わさせるだけ」


「やってみようかな?」


「嫌ならいつでも辞めりゃいいし」


「そうだよね」






桜は簡単に了承してしまった。


その次の日から働く事になった桜はすぐに人気が出た。


まるで天職だったかのように思わせる仕事ぶりだ。





「桜、頑張ってんな?」


「アザミ」


「へっ?」


「これからはアザミって呼んで」


「おう、分かった」