やっぱり先生は優しいよね。


あたしはシャワーから出て急ぎながら支度をしていた。






−ピンポーン……−





ん?誰かきたの?


先生は立ち上がって『誰だよ』とか言いながら扉をあけた。





「カイ?なに?いきなり。連絡してから来いよ」


「ちょっとな…」





カイって先生の大学の時の友だち?
昨日一緒にスタイルに来てくれた人だよね。


あたしいていいのかな?


先生がキャバ嬢と付き合ってるってバレちゃうよ。