あたしが欲しい言葉を言ってくれた祥介さん。


もう大丈夫だよ。


今の言葉で不安になる事なんてないって分かったから。






「悪いな…行ってくる。不安になったり心配になったらいつでも連絡してこい。メールでもいいからな?」


「うん、そうする」


「じゃ、行ってくるな?」


「うん、気をつけてね」





祥介さんはベッドから立ち上がって、あたしの頭をくしゃくしゃと撫で、出ていった。


大丈夫…。
祥介さんを信じてるもの。


あたしだけだって言ってくれたしね。



すごく嬉しいよ。