こうして私たちは毎日
会うようになっていた。











「春!今日も行くよね?」


「もちろん♪」




この美玲との会話は
日常化していた。









「翔!今日バイトは?」



「おぉ、美玲か。
夜からなんだよ。
だから今日早めに抜けるわ。」



「そっかぁ。つまんないなぁ…」



「悪いな。だから…」



「翔っ!来てやったぞ♪」




美玲と翔くんの間に
一人の男が割り込んだ。






「和也じゃんっ!
ひっさしぶり〜♪♪」




笑う美玲と男の人。






………………………………………

また男の人かぁ。

なんか嫌だな………。

………………………………………







私が俯いていると、頭に
何かが乗るような感覚がした。






* * * * * * * * * * * * * * *