ブーッブーッ







考えているうちに
私は眠ってしまっていた。







「美玲かな…?」








メールを開くと
翔くんからだった。











『何かあったのか?』














『何もないよ♪』








すぐに返事がきた。










『そっか♪

今からあの公園に
来てくれないか?』











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どうしよう……。
こんな気持ちで会えないよ。


でもまた逃げるのは嫌だ。
私からちゃんと
翔くんと向き合わなきゃ!

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『わかった。』










それだけを送ると
急いで家を出た。







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