『ねぇ♪知ってる?』 『ん?』 『あたしが、龍騎と離れて考えてたこと。』 『何?』 『ずーっと高校の窓から見える空を見て、龍騎が幸せになれますようにって願ってた。龍騎のことを朝も夜も(笑)幸せになってくれるなら、裕子と結婚しても後悔はなかったと思う。』 『俺も…かな。かのんが生きてて、幸せなら誰と一緒にいても良かった。ただ、幸せならって空見上げてた(笑)』 あたしも龍騎もバカだねぇ…。