『怖いなんて、昨日見たときから今まで一度も思わなかったよぉ。龍騎くんのことは全然知らないけど、あたしには真っ直ぐで良い人なんじゃないかってそんな風に感じた♪』 俺は不思議で仕方なかった。 俺を怖くない…なんて。 今までの奴らとは、違う…のかな……。 『変わってんな(笑)でも、なんか…ありがとな。今まで俺を一度も怖がんなかったやつなんていなかったからさ(笑)』 不思議と自然に笑っている自分がいた。