あたしと龍騎は鈴夏の家に向かった。 鈴夏ん家に皆で集まるのは…ううん。 龍騎も一緒に集まるのは、かなり久しぶりだった。 ピーンポーン♪ 『いらっしゃい。龍騎くん。……あれ?かのんちゃん?』 じぃやが、目を丸くして驚いていた。 『じぃや。皆には、まだ内緒で(笑)』 龍騎は人差し指をたてて、口に当てた。 『ごめん(笑)皆待った?』 龍騎が先に入っていく。